PHILOSOPHY〜KATSURA×HAJIME×AKIYO〜愛とエロスの伝道師・カツラちゃんを巡るアドリブ鼎談
Vol.3『“カツラ道場”改め“ドリンキング・フレンズ”』
2008.9.24
〜酔いにまかせて新カウンセリング・ビジネス発案!〜
 

Photo by HAJIME
     
アキヨ   ハジメさんが言った“カツラ道場”って、
面白そうね。
ハジメ   うん。
いまの時代ってさ、
自分の本音を聞いてくれる人とか、
本音を言える場所がなくなってきているんじゃないかって、
思うんだよね。
まあ、アフター5でも6で7でもいいんだけど。
だれかと、利害関係のないだれかと
呑みながら語りましょう、っていう企画をやったら、
結構、集まるんじゃないかな。
それを、話がうまいカツラちゃんがやったら…。
カツラ   そりゃもう、売れっ子になるよ〜。
私、街、歩いててもさ、
よく超マゾな男とかが付いて来てさ、
歩きながら悩み聞いてあげたりとかしてるしね。
アキヨ   なんで付いてくるの〜?
カツラ   なんでなんだろ。
私が女王様に見えるみたいね。
でも、みんな真の奴隷じゃなくて、
自分の欲求を満たされたいだけの
“エゴマゾ”だからね。
だいたい私は女王様じゃないんだから。
真摯に自分に向き合って、って、言ってやるのよ(笑)。
ハジメ   まさに道場師範だね。
アキヨ   つまり、叱られる、
いや違う、
癒されるカウンセリングってことね(笑)。
ハジメ   そうそうそうそう。
自分の本音って、利害関係があると言えないんだよ。
カウンセリングって、そうじゃない。
でも、カウンセリングルームで
「はい、あなたは、なにが気になっていますか」
みたいに問診されちゃうのはさ、
ちょっと違うんじゃないかなって、思うじゃん。
だから、カフェなんかでやってる英会話個人レッスンみたいにさあ、
1時間いくらとかって、ちゃんと決めてさ。
アキヨ   うんうん、面白いねえ。
ねえ、名前つけて。
ハジメ   (笑)……ドリンキング・フレンズ!
アキヨ   (笑)ドリンキング・フレンズ、募集中、って?
ハジメ   そうそうそうそう。
風俗じゃないけど、
カツラちゃんと僕で、2人で1人のお客に付いたり。
アキヨさんが入ったり。
いろいろパターンはできるよね。
カツラ   いいねえ。
ドリンキング・フレンズって、リズムがいいよ。
お店持たなくてもできるしね。
だって、カツラは水商売やってたけど、
カウンセラーと同じどころか、超!カウンセラー。
長年の歴(れき)があるから、
コーチングの講習、受けた時、
なんだ、こんなこといつもやってるよ、って、思った。
水商売の本質はコーチングと、お・ん・な・じ。
アキヨ   カツラちゃんが言うと、説得力あるわ。
カツラ   そうそう、仕事で大儲けしている男友達にも、
去年、会ったとき、
「“聞き屋”になったら、きっと向いてる」って
言われたんだよ。
実際に“伝説の聞き屋”と言われる
すごいプロのおじいさんがいるんだって。
企業のトップとかを相手に、
ただ、話を聞くだけ。
ハジメ   うんうん。
家の近所のバーにも「聞き屋」の貼り紙があって。
こういう商売もあるんだなあって、思った。
で、聞くだけじゃなくて、
一緒に飲めばいいんだ、と、思ってさ。
まあ、今日、初めて言ったアイデアなんだけど。
ドリンキング・フレンズのネーミングも
思いつきなんだけど、面白いでしょ。
カツラ   面白いよ。
人間って、飲まないと、
なかなか言えない部分があるからね。
飲むと、ペラペラ喋りだしちゃうからね(笑)。